アコギの音がこもる原因と対処方について|修理が必要な場合もあります

メンテナンス方法

こんにちは、yutakaです。

私のアコギ、音がこもる感じがするんだけど。

アコギの音がこもるのは直せますか?

こんな悩みを解決したいと思います。

アコギは、ほとんどの素材が木で出来ているため、湿気の影響を受け易い楽器のひとつですね。

アコギ特有のジャギッ!っとした切れのある音が出ずこもる感じがするので、湿気の多い雨の日を嫌がるミュージシャンも多いですね。

今日は、アコギの音がこもる原因と対処方についてまとめておきたいと思います。

アコギの修理やメンテナンスについては下記記事でも紹介しています。

アコギの弦は緩めるか|演奏後の保管方法についてベストな方法とは?

アコギトップの膨らみが気になります|修理の料金はいくらくらい?

私のサイトでは、挫折してしまいがちなアコギ初心者の方が、ちょっとでも上達してアコギって楽しいなと思えるようになるために運営しています。

アコギのメンテナンス方法のお悩み解決法は下記記事にまとめておきましたのでご覧ください。

アコギの音がこもる原因と対処方について|修理が必要な場合もあります

 

チューニングもバッチリでよし、今日もアコギを弾くぞ!とアコギを抱えて、じゃらーんと鳴らした瞬間なんとなく音がこもる感じがする。

アコギが気持ちよく響いてくれないと、練習にも身が入らなくなりかねないので、アコギの音がこもる原因を見て行きましょう。

アコギの音色を決める要素

アコギを構成している部位や部品はいろいろあります。

それぞれがアコギの音を決める要素になり、一体となってアコギの音色を決定するので、アコギの音がこもる原因もそれぞれの部位を検証する必要がありますね。

今まで、気持ち良く弾いていたアコギの音がこもる一番の原因は【弦】の劣化です。

錆び始めて少し黒ずんだ弦をそのまま使っていませんか?

アコギ初心者の方に多いのですが、弦を消耗品だと思っていない方が結構多いんですよね。

アコギのメンテナンスの頻度は人それぞれですが、弦は、何日しか持ちませんという賞味期限のようなものはありませんが、ある程度のところで交換しましょう。

その、ある程度が初心者の方にはわかりづらいのですが、「チューニングが合わせずらい」「音がここもる」「なんとなく指が引っかかる」のでが目安です。

交換したての弦の感じを良く覚えておきましょう!

弦の色や、弾きやすさ、そして一番大事な「音」。

交換したばかりの弦はキラキラしているというか、新鮮な感じがしませんか?

交換してから時間が経った弦は「ぼっ」とか、「ブッ」みたいな、なんか詰まったような感じで弦の響きが長続きしなくなりますよね。

それこそ、まさしく音がこもる様に感じる現象では無いですか?

あなたが、アコギの音がこもるように感じたという事は、アコギが上達した証拠ですね!

おめでとうございます!

アコギの弦について詳しくは下記記事も参考にして、音がこもると感じたら早めに交換しましょうね。

アコギの弦の選び方!初心者向けの太さを紹介

本体の材質

冒頭にも書きましたが、木で出来ている楽器は呼吸しているため、湿気の影響で音が変わります。

また、材質そのものが音に影響することも覚えておきましょう。

ローズウッドやマホガニーなど、ギターに適した木材の種類は沢山ありますので、ここでは割愛させていただきますが、アコギは木が鳴っていることをお忘れなく。

保管方法もアコギの音がこもる原因となるので、湿気の多い部屋に置きっぱなしというのは避けたいですね。

塗装

アコギのボディの塗料に違いがあり、それぞれ特色があります。

ポリ系、ラッカー系などありますが、アコギの音がこもるからと言って塗装からやり直すのは大変なのであまりおすすめしません。

ここは、知識として塗料の違いで、アコギの音に違いがあることを知っておいてください。

各パーツ

ナット、サドル、ペグ、フレット、エンドピンなどの、各パーツも共鳴や、弦の振動を支える要素となりますので、音に影響を与えます。

サドルの向きも決まっていますので、弦交換の時は気を付けてくださいね。

各パーツが適正に働いていないと、音に影響が出ますが、弦を交換するように簡単には各パーツは交換ができません。

また、各パーツは劣化によって音に影響がでますが、材質によっても音色が変わってきます。

各パーツの素材にこだわる場合には、リペアーマンに相談してみるといいでしょう。

リペアーマンやリペアショップについては下記に書きましたので参考にしてください↓ ↓ ↓

アコギリペアのおすすめショップ紹介|自分で調整かプロに頼むか見極め方

ブレイシング

アコギの表板の裏面に、響棒(きょうぼう)という木材が貼ってあります。

アコギの強度を保つ為と、音色に影響を与えるので、響棒の貼り方はメーカーや楽器によって違います。

その響棒配置のことをブレイシングといいます。

アコギの音がこもる場合の対処方

アコギの音がこもるときは、まず弦を疑いましょう。

弦の交換は自分で出来るのですが、エンドピンへのポールエンドのかませかたや、ペグへの弦の巻き数なども色々研究してみてください。

弦の張り方ひとつで、若干でもサウンドが変わる場合があるので、めんどくさがらずに練習の一部と思って頑張ってください。

アコギの音を決める要素で説明した弦以外の要素は、リペアーマンという専門家の仕事なので、素人が手を出すと後悔する可能性が高いです。

見積り無料の楽器屋さんにアコギを持ち込んで、よく見てもらうことをおすすめします。

オクターブ調整の状態を見て貰ったり、正しい弦の張り方を教えて貰えたらラッキーですね。

修理をすることで、音がこもることが解消され、満足のいくサウンドに生まれ変わる場合もあれば、元々そのアコギの持っているポテンシャルかも知れません。

くれぐれも素人判断はやめましょう。

アコギの修理の見積りがあまりにも高い場合は、買い替えた方が良い場合もありますね。

その時は、焦らずに、スターペグミュージックというギターのサブスクも検討してみてはいかがでしょうか?

ひと月、1,149円からギターを貸してくれるので、自分に合うギターの種類を見極めるのにもいいと思いますよ。

個体差によるものと弾き手の腕前によるもの

最初にアコギを買ったときには全然気付かなかった響きの違い。

アコギの練習を重ねていくうちに、耳が良くなってきて、音色の違いに気がつくのだと思います。

鳴りのいいアコギと鳴りの悪いアコギなんて言い方をしますが、アコギも年を重ねるごとに響きが変わってくるものです。

アコギの素材である、呼吸している木が乾いてくるのか、弾いている持ち主の良く使うコードが影響しているのか。

なので、出来上がってから時間の経過していないアコギは音がこもる傾向が強いように思います。

同じアコギでも、弾き手によって音が変わると思いませんか。

自分より上手だなと思う人に、自分のアコギを弾いてもらうとビックリするくらい音が違って聞こえたことがあります。

そんな時は、音がこもる原因はアコギ本体では無く、弾く人に問題があるという事になりますね。

頑張って練習に励みましょう!

終わりに

アコギを弾くにあたり、チューニングが決まっていないのは論外ですが、なんとなく音がこもる感じがするなと思うことがあります。

弦の劣化について書きましたが、弦を張ってからの日数だけでなく、アコギを弾く頻度にも影響されるので、ご注意ください。

一日一時間練習する方のアコギと、3時間のコンサートをアコギ一本で終えたばかりのアコギの弦では劣化が違うのは当然ですよね。

弦は、あからさまにアコギの音に影響を及ぼすので分かり易いので、こまめに交換してあげましょう!

最後までご覧頂き有難うございます。

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