
アコギをはじめて2週間経ちますが、弦が錆びてきたみたい。
みなさんどれくらいの頻度で弦を張り替えるのですか?
アコギの弦を長持ちさせる方法が知りたい!
アコギ初心者の方からの、アコギ弦の交換時期についてのお悩みを解消したいと思います。アコギに限らず、ギターの弦は消耗品なので古くなってきたり、弾きづらくなってきたら交換の時期が来たと言えますね。
アコギの弦交換は初心者の方にとっては面倒くさいものでしょう。しかし、弦交換はアコギのメンテナンスの基本中の基本なので、アコギの弾きやすさや綺麗なサウンドの為にも頑張りましょう。
今回は、アコギの初心者の方に、弦の交換時期の見極め方と弦を長持ちさせる方法について紹介したいと思います。
◆この記事の内容
- アコギ弦の交換時期はどれくらい?
- 交換時期
- 一本だけだけ交換するのはやめましょう
- 弦交換の値段は
- アコギの弦の交換時期を長持ちさせる方法4選
- 演奏する前によく手を洗う
- 弾き終えた後にクロスで拭く
- 指板潤滑剤を使う
- アコギをしまう時は弦を緩める
- ジャキジャキした音色は続く?
- アコギの弦のサビ取りクリーナはありますか?
- アコギ弦の交換時期はどれくらい?終わり
アコギ弦の交換時期・値段はどれくらい?
アコギの弦は消耗品なので、いつかは交換が必要ですが、切れるまで使い続けるのは良くないいます。かといって毎日交換するものでもないので、目安についてみていきましょう。
交換時期
弦の交換時期や頻度については、人それどれいろいろな意見がありますね。アコギの練習頻度や使う環境が様々ですし、手が脂性か、汗っかきなどによって変わるので、私は一概に張り替えて何日目で交換が必要とは言えないと思っています。
私が月に一度ライブハウスに出演していた頃は、ライブの前日に必ずすべての弦を張り替えていました。弦を張り替えてすぐは、音程があまり安定しないので、ライブの前の日に張り替えて置くのがおすすめですよ。
定期的にライブをしなくなってからでも、弦が錆びるまで交換するのを待つような事はしません。弦交換のタイミングとしては、なんとなく音色が弱々しくなったり、音がこもってきたなと思ったり、弾きづらいなと感じたタイミングで弦交換をしています。
アコギ初心者の方は、弦を張り替えたばかりのアコギの音色や、弾いた感触ををよく覚えておくと良いですよ。弦を張り替えたばかりの時は、チューニングも合いやすいし、音色も新鮮な感じがしてキラキラした音になりますよね。
アコギの長く弾いていると、そろそろ弦を替えたいなと思うようになってくるものです。弦がなんとなく湿っぽいなというか、茶色くさびていなくても黒っぽくなってきたなと思うはずです。そんな時がアコギの弦の交換時期ですよ!
アコギの弦の交換は、弦が切れてしまうまで待たないでくださいね!
一本だけだけ交換するのはやめましょう
学生の頃はお金もなかったし、もったいないと負い気持ちもあり、切れた弦だけ交換していた時期もありました。しかし、切れた弦一本だけ交換していると、そのほかの弦がいつ交換したかわからなくなるし、一本だけ新しい新鮮なサウンドがしても、全体ではうもれてしまうので弦交換した意味が無いですね。
弦が切れたということは、そろそろ変え時と考えて、6本全部交換するべきだと思います。特定の弦だけよく切れるという場合は、自分のプレイスタイルに問題があるか、アコギのサドルやナットに問題があるかも知れません。
プレイスタイルはなかなか修正は難しいかも知れませんが、アコギ本体の問題であればリペアで解決する可能性もあるので、楽器屋で相談してみては如何でしょうか?
値段は?
私は、弦交換を人に頼んだことはありませんが、初心者のうちは弦交換も上手くできないので、楽器屋さんに頼むのが良いと思います。正しく弦交換されたアコギの方がピッチが狂いにくいので上達が早まると思います。
また、出来れば目の前で弦交換をしてもらって、弦交換の方法を見て勉強すると良いですよ。私がアコギを始めた頃はアコギの教則本を頼りに何本も弦を無駄にしたものです(笑)。
下記は私が勤めていた島村楽器の弦交換の料金表です。ホームページには弦交換の方法を教えてくれると書いてありましたので是非利用しましょう!
弦の数、ブリッジのタイプにより料金が異なります!
種類 料金(税込) アコースティックギター 会員料金¥660/一般料金¥990 クラシックギター 会員料金¥990/一般料金¥1,320 エレキギター 会員料金¥660/一般料金¥990 エレキベース 会員料金¥440/一般料金¥660 フロイドタイプギター 会員料金¥990/一般料金¥1,320 12弦ギター 会員料金¥1,320/一般料金¥1,980 上記の弦交換料金+弦代(お持ち頂いてもOK!)で交換可能です!
島村楽器のHPより
アコギの弦の交換時期を長持ちさせる方法4選
アコギの弦は金属性なので、汗の塩分や水分で錆が始まります。弦の劣化の原因の一番は弦が錆びていくことなので、出来るだけ弦を錆びさせないことが大事ですね。
演奏する前によく手を洗う
さすがに泥まみれの手でアコギを弾き始める人は居ないと思いますが、手の汗や汚れは無い方がアコギにとって優しいのは当然。
なので、アコギを演奏する前は手をよく洗いましょう!
弾き終えた後にクロスで拭く
手をよく洗ったとしても、演奏に気合が入ってくるとどうしても手に汗はかきますよね。なので、弦を長持ちさせる方法は何といっても、弾き終えた音にクロスなどで塩分・水分をよくふき取ることですね。
面倒くさいのでおろそかになりがちですが、弾き終えた後にクロスで拭いてあげることにより確実に弦は長持ちしますよ。僕の友達のギタリストで、めちゃくちゃ汗っかきの友人は、弦交換した後一時間くらいしか弾いていないのに、アコギをそのままにしておくと2~3時間後には確実に弦がさびていました・・・(笑)
アコギの弦も決して安いものでは無いので、ちょっとした気遣いで長持ちさせることが出来るのでクロスで拭いてあげることは忘れずに!お勧めのクロスに関しては、ギタークロス(アコギ)のおすすめベスト5!種類と特徴を徹底解説を参考にしてください。
指板潤滑剤を使う
指板潤滑剤は、弦の滑りを良くして演奏しやすくするためのものですが、フレットや弦の錆止めの効果があるものもあります。
僕がお勧めするのは【ghs FAST FRET/ファスト・フレット 弦用クリーナー】です。指板潤滑剤はスプレータイプのものが主流ですが、水分が多いような気がして僕は使いません。
アコギは、木で出来ていて、乾燥している状態で良い音がするのに、わざわざ水分を補給する必要はないと思っています。アコギが弾きやすくなるうえに、弦を長持ちさせることが出来るファスト・フレットは一石二鳥ですね!
【ghs FAST FRET/ファスト・フレット 弦用クリーナー】について詳しく知りたい方は、
アコギをしまう時は弦を緩める
アコギをしまう時に、弦を緩めてしまうと次に練習するときにまた一からチューニングしないといけないので面倒くさいという人もいるでしょう。でも僕は、アコギに関してはしまう時には必ず弦を緩めます。
弦を緩めることによって確実に弦が長持ちするというエビデンスはありませんが、弦を緩めた方が、アコギにも弦にも良いと思っています。
ジャキジャキした音色は続く?
新しい弦に変えたばかりのジャキジャキしたアゴギらしいサウンドは気持ちいいものですが、弦の劣化と共に少なくなっていきますね。私も、弦の種類やアコギによって違うのかなと色々試しましたが、新しい弦にはかなわないです。
アコギの弦はサウンドの面でも、弾きやすさの面でも、また初心者の方は上達への近道の為にも早めの弦交換をおすすめします。
アコギの弦のサビ取りクリーナはありますか?
アコギの弦のサビ取りには、フィンガー・イースなどの弦クリーナーである程度取ることはできます。しかし、アコギの弦のサビは常に進行しますので、自転車のサビ落としのようなイメージではなく、サビたら交換するようにしましょう。
もしくは、弦を長持させる方法を参考に、出来るだけ弦がサビない方法をとり、サビを予防しましょう。
アコギ弦の交換時期・値段はどれくらい?おわりに
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- アコギ弦の交換時期・値段はどれくらい?
- 交換時期
- 一本だけだけ交換するのはやめましょう
- 弦交換の値段は
- アコギの弦の交換時期を長持ちさせる方法4選
- 演奏する前によく手を洗う
- 弾き終えた後にクロスで拭く
- 指板潤滑剤を使う
- アコギをしまう時は弦を緩める
- ジャキジャキした音色は続く?
- アコギの弦のサビ取りクリーナはありますか?
- アコギ弦の交換時期・値段はどれくらい?おわりに
アコギ初心者の方は、弦交換が面倒くさくて弦が切れるまで粘って練習している方を見かけます。アコギ初心者の方が、古い弦のまま練習しているのを見ると、早く弦を替えた方がいいのにと思います。
新しい弦は、チューニングしやすいですし、アコギが弾きやすくなるのでおすすめです!なにより、アコギの音の輪郭がはっきりして、弾いていて気持ちいいものです。
アコギの弦の交換も、アコギの練習と捉えて、経済的に許す限りこまめに弦を交換しましょう!最後までご覧頂き有難うございます。
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