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ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|経年劣化や乾燥時間

ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|経年劣化や乾燥時間 メンテナンス方法

ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方が知りたいです。

ラッカー塗装の経年劣化や乾燥時間についても知りたいです!

今回は、こんなお悩みにお答えしたいと思います。アコギも練習を始めたときには、指の動きや力の入れ具合や指先が痛いなど悩みばっかりですよね。

アコギの塗装や音色に興味が出てきたという事は、演奏に余裕が出てきたという事ですかね?今回は、アコギの塗装の種類のによる音色とメンテナンス方法の違いについてまとめておきます。

◆この記事の内容

  1. ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方
  2. 見分け方
  3. 経年劣化で音が良くなる
  4. 補修や乾燥時間
  5. ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|その他の塗装
  6. ポリウレタン系塗料の特徴
  7. ポリウレタン系塗料のアコギのメンテナンス法
  8. ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|終わりに

ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方

アコギに使うラッカー塗装などの特徴や管理法

アコギは殆どが木製なので、外気や湿度の影響をもろに受けます。

アコギの木の部分を守っているのが塗装になる訳ですが、塗装の違いで音色やメンテナンス方法も違うので、正しい知識を持ちましょう!

 

見分け方

あなたのギターの塗装の種類の見分け方は、ちょっと強引な気もしますが、除光液などの成分であるアセトンやシンナーで塗装が溶けるかどうか確認するのが一般的。プラモデルに塗装したことがある方はわかると思いますが、シンナーで筆を洗ったりしませんでしたか?

あのように、シンナーなどで塗装が溶けるのがラッカー塗装です。

私は、ポリウレタン塗装が気に入らないギターの塗装をはがすときに彫刻刀を駆使して大変な思いをしたことがありますよ。

経年劣化で音が良くなる

ヴィンテージのアコギによく使われていた塗装はラッカー塗料です。フェンダー、ギブソン、マーチンなどのヴィンテージギターや、一部の高級メーカーの高級機種などに使われることが多いです。

ラッカー塗装は、塗料の50%以上が蒸発するため、ポリウレタン系の倍以上の塗り重ねが必要です。

ポリウレタン塗装と比べると、デメリットが結構目立ちますね!

  1. 塗装に手間と時間がかかり高価になること。
  2. 経年劣化で塗装がハゲたり塗装にヒビが入ったり、外気の変化に敏感で、クラック(塗装面のひび割れ)が発生しやすい。
  3. 熱とかゴムとかの化学製品に弱く溶けたりするので、ギタースタンドに立てかけてたら当たってる部分が化学反応して溶ける事もある。
  4. 基本塗装も薄いので保護にはあまり向いてないし、半永久的に硬化せず、一生乾燥し続けるため、耐久性に問題があるともいえます。

しかし、メリットとして、塗装が薄いとうことは音色の妨げにならないので、木の本来の音の鳴りを出しやすくなる。そして経年劣化でハゲたりヒビが入った見た目がヴィンテージの味になるし、経年変化での音がよくなる経過を楽しめます。

補修や乾燥時間

ギターのちょっとした傷が気になることがありますよね。車の傷の補修については自分で出来る簡単なものもあるよ言うですが、気にいったギターであれば自分で補修するのはあまりお勧めできません。

傷を消そうと思って余計にひどくなるケースを良く見かけますよ。

もし、自分でラッカー塗装をしてみようと思う場合はラッカー塗装が完全に乾燥するには一週間から十日ほどかかると思ってください。

また、メンテナンスにも気をつけましょう。ラッカー系の塗装はとてもデリケートな塗料のため、ポリッシュを、メンテナンスに使うときには特に気をつけましょう。シリコン入りのポリッシュはラッカー塗料と反応してしまいます。最悪、ラッカーの塗膜が剥がれてしまう危険性があるので避けるようにしましょう。私が楽器屋で働いていたときも、自分のアコギがラッカー塗装と知らないでポリッシュを使ってしまったお客さんが泣きついてきたことがあります。

また、ラッカー塗料対応と表示されたポリッシュでも、成分によってはあなたのアコギに合わない場合もあるので要注意です。ラッカー塗料対応と表示されたポリッシュを初めて使うときには、テストした方がいいですよ。ボディ裏などの目立たない部分にポリッシュを少量を塗って時間をおいてみて、問題が起きないか確認しましょう。

ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|その他の塗装

ポリウレタン系塗料の特徴

アコギ・エレキ問わず、現在の一般的なギターに使われている塗料がポリウレタンです。塗装後の乾燥が非常に早いので、大量生産しやすいので、わりと安価なギターに使われている塗装です。

乾燥が早いという事は、厚塗りがしやすく丈夫な塗装ができる半面、厚く塗るということはそれだけギターの木の面を覆ってしまうのでアコギの鳴りを妨げる要因になります。私の知り合いのギター教室の先生の言葉で、「このアコギは木の鳴りではなくて塗料の鳴りだね」というくらい厚塗りの酷いアコギもありました。

最近はポリウレタン塗装も、薄く塗ることもできるようになったという話を聞くので、塗料の中で一番メリットがある塗料と言えるかも知れないです。外気の影響を最も受けにくく、耐久性にも優れていて、劣化しにくいので、アコギの保護に向いていいますね。

逆に劣化しにくいという事は、長年年を重ねて音が変わっていくような楽しみを期待できないアコギといえますね。

ポリウレタン系塗料のアコギのメンテナンス法

アコギのメンテナンスの基本は、弾き終わったらクロスなどで、拭いてあげることですね。ポリウレタン系塗装は耐久性の高いので、基本的にどんなポリッシュやオイルでも使えると思っていいと思います。

ただし、ツヤ消しでマット調のアコギを研磨剤入りのポリッシュで磨くのは危険です。アコギの表面にツヤが出てしまって逆効果なので、ポリッシュの成分表示は購入前によく確認しておきましょう。

ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|終わりに

終わりに

最後にこの記事をまとめておきたいと思います。

  1. ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方
  2. 見分け方
  3. 経年劣化で音が良くなる
  4. 補修や乾燥時間
  5. ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|その他の塗装
  6. ポリウレタン系塗料の特徴
  7. ポリウレタン系塗料のアコギのメンテナンス法
  8. ギター(アコギ)のラッカー塗装の見分け方|終わりに

アコギを丁寧に扱うというのは、腕前以前の問題で人柄が出るものだなと思います。せめて、自分のアコギの塗装の種類は確認しておいた方がいいですよ。それと同時に、アコギはほとんどが木で出来ていて、本当に温度や湿度に敏感な楽器です。

なので、メンテナンスを怠ると弾けなくなるくらいの事が起こらないとは言えないので注意が必要です。アコギは、大切に扱えば一生使えるし、弾きこめば弾きこむ程に自分に合ってきて音も良くなっていく楽器なので、かわいがってあげてくださいね。

最後までご覧頂き有難うございます。

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