ぞうさんギターとアコギはどちらが初心者向きですか?

ぞうさんギターとアコギはどちらが初心者向きですか? アコギの選び方

こんにちは、yutakaです。

ぞうさんギターとアコギはどちらが初心者向きですか?

私が楽器屋さんで店員をしていたときによく聞かれた質問です。

アコギを始める前は何もわからないので仕方無いのですが、ぞうさんギターとアコギはかなり違いがあります。

ZO-3シリーズのメーカーのフェルナンデスのホームページでは、ZO-3は【ZO SERIES】としてラインナップがあります。

スタンダードなZO-3以外にもキャラクターシリーズやエレキギターではなくベースもありますが、アコギタイプのZO-3は無いようですね。

それでは今日は、フェルナンデスのZO-3とアコギの違いについてまとめておきたいと思います。

ぞうさんギターとアコギはどちらが初心者向きですか?

ぞうさんギターとアコギはどちらが初心者向きですか?

私の考えでは、ぞうさんギターと通常のアコギでは使用目的が違うと思っています。

ZO-3(ぞうさんギター)は、コンサートでの使用を目的とせず、宴会などで盛り上がるように、手軽に持ち運べる事を考慮したギターだと思います。

なので、本格的にギターをマスターしようと思うのであれば迷わずアコギを選ぶ事をお勧めします。

ZO-3の特徴、アコギと大きく違う点

そもそも、ぞうさんギターはエレキギターが基本の構造です。

ショートスケールのエレキギターに、006P型乾電池で動くアンプが内臓されていて、本体にスピーカーは付いていて、ぞうさんギター本体から音が出ます。

普通のエレキギターのようにシールドを繋いで別のアンプから音を出すことも出来ます。

ネーミングからとれる印象もありますが、ちょっとおもちゃのような感じもありますね!

とはいえ、ぞうさんギターは609mmショートスケールであることや、ベースはエレキギターなので、アコギ初心者がつまずき勝ちな点を克服できる可能性もあります。

アコギ初心者の指が痛いのはいつまで続く?3つの解決策と練習のコツ

で紹介しました通り、アコギの初心者は弦を押さえる指の痛みを克服できずに挫折する可能性が高いですね。

あと、

アコギを中学生の女子にプレゼントしたい!選び方の注意点を紹介

の記事では、アコギの大きさがネックになることがある事をお伝えしました。

そういう意味では、ギター初心者の方が取り合えすギターに取り組むきっかけとしてぞうさんギターを選ぶのもありだと思います。

いきなりアコギを買ってしまって、指の痛さが耐え切れなくて挫折してしまったり、押さえ切れないコードでつまづく可能性が低いとも言えます。

しかし、遊び心といえば面白いですが、よしバンドをやろう!とか、アンサンブルで友達とセッションしよう!なんて時は要注意!

「俺、ギター持ってくよ!」と言って、ぞうさんギターでは恥ずかしいかも・・・。

 

終わりに

終わりに

私が楽器屋さんで働いていたときは、お客さんのギターを始めるときの目標を良く聞いていました。

「ロックバンドを組みたい!」という高校生には絶対にぞうさんギターはお勧めしませんね。

やっぱりぞうさんギターは宴会向けだと思いますよ。

私自身は、ギターというものそのものに憧れて、特に何か弾きたい曲が先に決まっていたわけではありませんでした。

なので、最初にアコギを購入しましたが、指の痛みに耐え切れず挫折しかけました。

高校に入学すると、やはりギターへの憧れは冷めず、エレキギターの方が弾き易いと教えてもらってエレキを買いました。

確かに、アコギよりエレキギターの方が格段に弾き易いなと感じた事を覚えています。

ぞうさんギターも用途を見極めると使い勝手のいい楽器だと思います。

B.B.クイーンズの近藤房之助さんがおどるポンポコリンでZO-3を抱えていた事を思い出します。

曲の雰囲気には合っていたのだろうと思います。

個人的にはZO-3は二本目以降の楽器として、一本はスタンダードなギターを持っておくほうがいいと思いますが・・・。

下記記事では、アコギ初心者の方にお勧めのアコギのメーカーについてまとめてあります。

アコギの初心者さんが買うならコレ!というアコギをメーカーごとに紹介しました。

下記記事では、ちょっとマニアックな方向けに!友達に差を付けたい方は是非参考にしてくださいね。

アコギのヘッドについて詳しくまとめてありますよ。

新しいアコギを探している最中や選んでいること自体が楽しいものですね。

最後までご覧頂き有難うございます。

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