アコギ(ギター) ヘッドホンおすすめ12選！録音時のつなぎ方など

エレキギターの場合は、アンプの代わりにヘッドホンを使ってアンプを使用したのと同じような音色を楽しめますが、アコギは生音が大きいので、ヘッドホンは必要ないと思いがちです。しかし、ヘッドホンアンプを利用したり、リズムマシンやBGMに合わせて練習するときなどは必要となります。

この記事では、アコギ(ギター)に相性の良いヘッドホンの選び方とおすすめをご紹介します。

◆この記事の内容

アコギ(ギター) ヘッドホンおすすめ12選！

ヘッドホンは音楽を聴いたり映画を見たりするときに周りに迷惑が掛からないようにするものですが、楽器を演奏する人にとっては少し使い方が違いますね。まずは楽器に適したヘッドホンをご紹介します。

おすすめ12種類を紹介

ソニー 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900S

オーディオテクニカ(audio-technica) プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x

ヤマハ HPH-100B

ローランド(Roland) ステレオ・ヘッドホン RH-300

シュア(SHURE) プロフェッショナル・スタジオ・ヘッドホン SRH840A

VOX ギターアンプ内蔵 ヘッドホン VGH-AC30

アーカーゲー(AKG) 密閉型モニターヘッドホン K271MK2

ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD 599 SE

マッキー(MACKIE) プロフェッショナル密閉型ヘッドホン MC-100

ベイヤーダイナミック(beyerdynamic) 密閉型モニターヘッドホン DT250

Oneodio A71 モニターヘッドホン

Denon(デノン) AH-D1100

選び方

私が楽器屋に勤めていたころは、楽器用のヘッドホンといえば「ソニー」は定番でした。オーディオテクニカさんが売り込みに来ていたのを思い出します。今は、価格帯やデザイン、メーカーも多彩になり楽しく選べるようになりましたね。

密閉型かオープンエアー型

密閉型ヘッドホンとはドライバーユニットがハウジングにすっぽりとおおわれているタイプです。別名クローズドヘッドホンとも呼ばれます。音漏れが少なく、周囲の音も入りにくいことが特徴なので、アコギの生音を録音するときはヘッドホンの音が漏れにくい密閉型が良いでしょう。

開放型ヘッドホンはドライバーユニットがメッシュなどでおおわれているタイプが。オープンエアー型とも呼ばれます。ドライバーユニットが密閉されていないため、音漏れが大きいのでレコーディングには不向きですね。基本的には、周りを気にしない自宅などプライベートな空間で音楽を楽しむのに向いています。

また、オープンエアー型のヘッドホンの多くは大型のドライバーユニットを搭載しており、ヘッドホンのサイズが大きくなりがちです。持ち運びを検討されている方はサイズや重さも検討する必要がありますのでご注意を。

有線接続かワイヤレス

楽器用のワイヤレスヘッドホンも多く発売されていますが、どうしても音の遅延が発生しそうなので、私は敬遠してしまいます。友人のプロのギタリストはモニターから自分のギターが遅く感じると言っていました。

個人によりリズム感の鋭さは違うので、ワイヤレスは必ず音の遅延が起こるのでダメというわけではありませんが、私はあまりおすすめは出来ませんね。

端子は接続機器に合ったモノを選ぼう

有線タイプのヘッドホンには、端子に種類があります。ヘッドホンには3.5mmステレオミニ端子の製品が多いですが、ギターアンプのヘッドホン端子は6.3mmの標準端子が多いので注意してください。また、3.5mのヘッドホンプラグを6.3mに変換するアダプターは意外と安価なので、3.5mmステレオミニ端子のヘッドホンを選べばまずは間違いないです。

録音の時は必須

アコギのレコーディングの時はヘッドホンは必須ですね。マルチトラックレコーダーが登場する前は、一発録り（いっぱつどり）と言ってドラム・ベース・ギター・ヴォーカルすべてを一曲まるまる初めから終わりまで一回の録音で済ませなければならす、誰かがミスをすると全員またやり直しでした。

今でも、ロックバンドなどは、ライブ感を重視するためにあえて一発どりを好む場合もあるようです。

今は、すでに録音済みの他のパートをヘッドホンで聞きながら自分のアコギを録音することになりますのでレコーディングの予定がある方は、ヘッドホンを着けての演奏に慣れておいた方が良いと思いますよ。

ヘッドホンアンプ

ヘッドホンアンプはエレキギターやエレキベースの練習用に、アンプから音を出さなくてもアンプを通して弾いているようにヘッドホンで聞くことが出来るものと、スマホの音楽プレイヤーの信号をヘッドホンの性能を最大限に発揮させるために使うものがあります。

エレキやエレキベースでヘッドホンアンプを使う場合は、メトロノーム機能やエフェクターの機能を使う目的のほかに、小さな音で練習できるので、自宅で夜中に練習したいときなどに便利です。

しかし、アコギはもともとの生音が大きいので、アパートでの夜中の練習は近所迷惑なので、ヘッドホンアンプを使っても難しいと思います。アコギでヘッドホンアンプを使うメリットは外部入力端子を使いスマホやiphoneをつないで練習曲に合わせて練習出来る事でしょう。

実際い曲を流しながら合わせて練習するのは、アコギの上達にはとても重要だと思いますので、是非取り入れてみてほしいですね。

つなぎ方

アコギとヘッドホンをつなぐには、アンプを介するのが一般的です。自宅の場合はギターアンプのヘッドホン端子かヘッドホンアンプを使うと良いでしょう。レコーディングとなると、キューボックスに挿して使うことになりますね。

普通のヘッドホンはアコギに直接差し込んでも音はしませんが、中にはアンプ内蔵でヘッドホンを直接アコギにプラグ・インして使えるタイプもありますのでよく吟味しましょう。

イヤホンとヘッドホンどっちが良い？

イヤホンもヘッドホンの一種となりますが、ヘッドホンは耳たぶを覆うタイプ、イヤホン型はカナル型とも呼ばれ耳の中に入れるタイプですね。音が出るという意味では、イヤホンもヘッドホンも機能的には同じです。

しかし、音圧というか、重低音の出方や定位などを考えてご自身が使いたいシチュエーションなどにより適切なイヤホンかヘッドホンかどっちかを選びましょう！

アコギ(ギター) ヘッドホンおすすめ12選！まとめ

最後にこの記事をまとめておきたいと思います。

1. アコギ(ギター) ヘッドホンおすすめ12選！
2. おすすめ12種類を紹介
3. ソニー 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900S
4. オーディオテクニカ(audio-technica) プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x
5. ヤマハ HPH-100B
6. ローランド(Roland) ステレオ・ヘッドホン RH-300
7. シュア(SHURE) プロフェッショナル・スタジオ・ヘッドホン SRH840A
8. VOX ギターアンプ内蔵 ヘッドホン VGH-AC30
9. アーカーゲー(AKG) 密閉型モニターヘッドホン K271MK2
10. ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD 599 SE
11. マッキー(MACKIE) プロフェッショナル密閉型ヘッドホン MC-100
12. ベイヤーダイナミック(beyerdynamic) 密閉型モニターヘッドホン DT250
13. Oneodio A71 モニターヘッドホン
14. Denon(デノン) AH-D1100
15. 選び方
16. 密閉型かオープンエアー型
17. 有線接続かワイヤレス
18. 端子は接続機器に合ったモノを選ぼう
19. 録音の時は必須
20. ヘッドホンアンプ
21. つなぎ方
22. イヤホンとヘッドホンどっちが良い？
23. アコギ(ギター) ヘッドホンおすすめ12選！まとめ

アコギはエレキに比べて生音が大きいのでヘッドホンを使っても練習時の消音対策にはなりません。アコギの消音対策にはタオルでミュートするなどあ他の方法もありますので試してみましょう。

アコギの練習でヘッドホンを使う魅力は練習曲に合わせた練習がやりやすいことですね。練習曲に合わせた練習は、アコギの上達の早道なので是非取り入れましょう。

最後までご覧いただき有難うございます。