マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？

マイケルジャクソンのプロモーションビデオといえば、曲だけでなく、短編映画のように長めに作られているものが多いですね。

「BAD」は1987年8月31日発売のアルバムからのセカンドシングルカットの曲で、曲の長さは4:08ですが、プロモーションビデオは18分に及ぶ大作です。1987年からの２年間はマイケルジャクソンの全盛期といっても過言ではないのではないでしょうか？

今回は、マイケルジャクソンの「BAD」のプロモーションビデオについて深掘りしたいと思いますので、最後までご覧ください。

◆この記事の内容

マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？

マイケルジャクソンの「BAD」のプロモーションビデオには日の丸のバンダナをした人が出演していますね。

『日本人だ！』『韓国人だ！』等と話題になりました。

badに日本人？

マイケルジャクソンの「BAD」のショートストーリービデオに出てくる日の丸のバンダナをしたダンサーは当時アメリカ在住の中国人（中国系）ダンサーの【チャオ・メイ】という方の様です。

当時は日本はバブル経済まっただ中で、いわゆるジャパンマネーが強かった時代。 音楽のマーケットも、英国より日本の方がアメリカに次いで市場が大きかったと思われます。なのえ、マイケルのBADに限らず、他のミュージシャンのプロモーションビデオも日本人風の方や、日本っぽいものが良く出てきましたね。

そういった時代背景もあり、マイケルジャクソンの「BAD」にも日本人が喜ぶ要素を取り入れたのではないでしょうか？

badの意味

プロモーションビデオ「BAD」は、私服警官に強盗と間違えられて射殺されてしまった青年の実話がもとになっています。

ショートフィルムは私服警官に強盗と間違えられて射殺されてしまった青年の実話を基に制作された。 監督はマーティン・スコセッシ。 ドラマシーンは白黒で、ダンスパートはカラーという不思議な構成になっている。 マイケルはダリルという役名で出演し、ロバータ・フラックやウェズリー・スナイプスも出演。

監督にマーティン・スコセッシ、脚本にリチャード・プライスを迎えて、1986年11月ニューヨークで撮影された。マイケルはスコセッシ監督の作品を「ニューヨーク・ニューヨーク」しか観たことがなく、本来はジョージ・ルーカスかスティーヴン・スピルバーグに頼みたかったらしい。

ストーリーは1985年、警官に撃たれて17歳で命を落としたハーレム出身の私立高校生、エドマンド・ベリーの事件をヒントにしている。

共演者に、不良グループのリーダー役でウェズリー・スナイプス、マイケルの母親役（声のみの出演）にロバータ・フラック。治安の悪い地区での撮影では、地元住民からマイケルに罵声が浴びせられることがあった。そんな時、共演のウェズリーはボディガードとなってマイケルを守った。

マイケルがダンサー達と踊る地下鉄駅構内のシーンは、ブルックリンにあるホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅での撮影。ここは、マイケルが初めて出演した1978年の映画「ウィズ (映画)」のロケ地のひとつ。

楽曲でオルガン・ソロを聴かせるのは、モダン・ジャズ・オルガンの始祖、ジミー・スミス。マイケルとダンサー達が駆け上がる階段の途中には、彼に敬意を表した「SMITH」の文字が。

シングルのジャケットは、当初黒い花柄のレース越しに見つめるマイケルの顔写真となる予定だったが、エピック側がこの案を却下。結局、ショートフィルム撮影時の休憩時間中に撮られた写真が採用された。

ja.wikipedia.orgより

マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？

badかっこいい

「BAD」を翻訳すると、「悪」「悪い」と出ますね。しかし、英語には俗語とかスラングがありますね。その場合、「BAD」は「めちゃくちゃイイ！」「イケてる」「スゲェ」と言う意味で使われるようです。マイケルのイケメンオーラも半端じゃないですよね！

スマスマ

マイケルジャクソンの「BAD」の日の丸バンダナのダンサーは日本人ではありませんが、マイケルと縁があった日本人は誰でしょう？

ケント・モリ

1985年3月3日生まれ、愛知県出身のケント・モリは、マイケル・ジャクソンが亡くなる以前のインタビューで、「夢は?」と聞かれ「マイケル・ジャクソンと仕事をすること」と答えていたそうです。事実、2009年、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」のオーディションに日本人ダンサーとして唯一人合格しました。しかし、マドンナの専属ダンサー契約期間中だったので契約は辞退しています。

ユーコ・スミダ・ジャクソン

マイケル・ジャクソンの「デンジャラス・ツアー」に唯一選ばれた日本人ダンサーであるユーコ・スミダ・ジャクソンさんは1966年8月5日生まれの熊本県出身。このオーディションには世界中から相当数の応募があったと言われていますね。

SMAP

マイケル・ジャクソンが日本のTV番組に出演したのはSMAP×SMAPだけのようです。バラエティ番組への出演もSMAP×SMAPだけのようです。

マイケルが突然スタジオに現れて、SMAPを驚かせるという「どっきり」のスタイルの番組でした。その時の逸話はいろいろありますが、でたらめも多いようですが、ギャラが２０万ドル（約２０００万円）だったのは本当のようですね。

1996年に放送されたこの番組で、マイケル・ジャクソンは、SMAPのメンバーと共にトークや披露しました。特に、マイケル・ジャクソンと木村拓哉の共演は、大きな反響を呼びました。

この番組では、マイケル・ジャクソンは、日本の文化や食べ物についても興味を示し、SMAPとの交流を通じて、日本文化に触れる貴重な機会となりました。また、マイケル・ジャクソンが「SMAP×SMAP」に出演したことで、多くの日本のファンにとって、彼の存在がより身近なものとなったと言えるでしょう。

「SMAP×SMAP」は、長年にわたって放送され、多くの有名人やアーティストが出演してきましたが、マイケル・ジャクソンの出演は、今でも記憶に残る貴重なエピソードとなっています。

マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？おわりに

最後にこの記事をまとめておきたいと思います。

1. マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？
2. badに日本人？
3. badの意味
4. マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？
5. badかっこいい
6. スマスマ
7. ケント・モリ
8. ユーコ・スミダ・ジャクソン
9. SMAP
10. マイケルジャクソン「bad」pvに日本人？おわりに

チャリティに寄付した金額がマイケル・ジャクソンが$5億ドル（約500億円）を超えると言われているマイケルジャクソン。その功績は、ギネスブックにも載っているほどです。

これほどまでに、他人の為に生きた人はほかにいるのでしょうか？

最後までご覧いただき有難うございます。

マイケルジャクソンのジャンルの多様性とその魅力に迫る
マイケルジャクソン【メン・イン・ブラック】でのカメオ出演の秘密
マイケルジャクソン【けつあご】外見の変化の全貌