アコギの弦は柔らかいに越したことないよね!
いやいや僕のプレイだと柔らかい弦はあわないんだよね
アコギに限らず弦楽器の弦の素材や硬さ、柔らかさ、太さは演奏に直接影響があるので慎重にならざるを得ませんね。特に初心者のうちはよくわからないと思うので、いろいろ試す必要があると思います。
柔らかく細めの弦から練習を始めた方が挫折しにくいのではないかとも思いますね。今回は、ギター(アコギ)の弦の選び方をまとめていきたいと思います。
◆この記事の内容
- アコギの弦は柔らかい方がおすすめ?
- 太さ(ゲージ)で選ぶ
- 「エキストラライト」
- 「カスタムライト」
- 「ライト」
- 「ミディアム」
- 素材で選ぶ
- 『PHOSPHOR BRONZE』フォスファーブロンズ弦
- 『80/20BRONZE』ブロンズ弦
- シルク&スチール
- アコギの弦は柔らかい方がおすすめ?まとめ
アコギの弦は柔らかい方がおすすめ?
アコギの弦は切れてしまわないかぎり音は出るので、アコギ初心者の方はそんなに躍起になって弦交換をしないでしょう。弦の種類もいろいろあるので、アコギを一本しか持っていない場合は弦を弾き比べるのもなかなか難しいもの。
実際は、アコギに弦を張って弾き比べたいところですが、せめて違いだけでも押さえておきましょう!
太さ(ゲージ)で選ぶ
アコギの弦の太さは、「エキストラライト」、「カスタムライト」、「ライト」、「ミディアム」の4種類がおおむねどのメーカーからも発売されています。一般的なアコギの弦は「ライト」が標準的ですが、弦の太さによりサウンドが異なってくるし、弾き心地も違ってきます。
私は、アコギ初心者の方には絶対に「エキストラライト」をおすすめします。アコギ用の弦の中では、一番細くて柔らかいので指が痛くて挫折するのを予防できる可能性が高いです。特にアコギ初心者の方の練習で問題になる、コードを押さえる指の痛さが、弦の太さや種類で変わってくるので、アコギの弦は慎重に選びましょう。
「エキストラライト」
弦の太さは【1弦:010、2弦:014、3弦:023、4弦:030、5弦:039、6弦:047】です。エキストラライトの特徴は、弦のテンションが非常に柔らかくて長い時間練習していても疲れずらいです。
アコギ初心者で、まだFコードが上手く弾けないとか、指が痛くて練習が「ツライ!!」って方にはエキストラライトがおすすめですよ。
「カスタムライト」
弦の太さは【1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052】です。カスタムライトの特徴は、ライトゲージよりも繊細な音色、しかしエクストラライトよりは力強い低音が好みの方におすすめです。
ライトゲージに近い音色が欲しいけど、テンションが弱い弦がいいという方には弾きやすい弦だと思います。
「ライト」
弦の太さは【1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053】です。ライトの特徴は、高音から低音までのバランスが良く、いわゆる標準的な弦で、どのサイズのギターにも合うし、どんなジャンルの曲を弾くにも適した弦ですよ。
「ミディアム」
弦の太さは【1弦:013、2弦:017、3弦:026、4弦:035、5弦:045、6弦:056】です。ミディアムの特徴は、テンションが強く迫力のあるサウンドが魅力の半面、コードを押さえる指に力が必要です。
ハードなストロークが好きでピッキングの強めな方におすすめですが、初心者は控えた方がいいと思います。ミディアムの弦はネックにかかるテンションが強いので、演奏後はチューニングを緩めネックにかかる負荷を軽減しておかないとネックの反りの原因となってしまうので注意が必要ですよ。
素材で選ぶ
アコギの弦を選ぶときに、弦の太さを気にする人は多いのですが、弦の素材が気になって仕方無いという方にはあまり会った事は無いですね。特にアコギ初心者の方は、何が何だかわからないと思うので、下記を参考に弦を選んでください。
一度気に入った弦が見つかればいいのですが、見つかるまでは、弦の素材にそれぞれ特徴があるので、気にした方がいいですよ。
『PHOSPHOR BRONZE』フォスファーブロンズ弦
「PHOSPHOR BRONZE」フォスファーブロンズとは、リン青銅のことで、主原料である銅に少量のリンを加えられた素材のことです。
このリン青銅を使うことによって弦がサビ等への耐性が少し高くなり、通常の80/20 ブロンズ弦に比べ総合的に耐久性が少し上がるのが、フォスファーブロンズというものです。弦の色も若干赤みがかった色味になっていますね。
『80/20BRONZE』ブロンズ弦
ブロンズ弦は、名前の通り素材にブロンズを使っていて、配合が銅80%、亜鉛20%なので80/20BRONZEと記載されていますね。通常「ブロンズ弦」と呼んでいます。
PHOSPHOR BRONZEよりも耐久性が若干短めの分値段も少し安いので、アコギ初心者の方にはブロンズ弦がおすすめですね。ブロンズ弦の色はすこし黄色っぽい感じがしますね。
シルク&スチール
まろやかで温かい音質と、テンションが柔らかいのが特徴の「シルク&スチール」弦。スチール製の芯線をシルクで包み、上からクラシックギターと同じ銀メッキを施した銅製の巻弦を巻き上げた弦です。フィンガーピッキングが多いギタリストにおすすめです。
アコギの弦は柔らかい方がおすすめ?まとめ
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- アコギの弦は柔らかい方がおすすめ?
- 太さ(ゲージ)で選ぶ
- 「エキストラライト」
- 「カスタムライト」
- 「ライト」
- 「ミディアム」
- 素材で選ぶ
- 『PHOSPHOR BRONZE』フォスファーブロンズ弦
- 『80/20BRONZE』ブロンズ弦
- シルク&スチール
- アコギの弦は柔らかい方がおすすめ?まとめ
ギター(アコギ)の演奏に関して、私も初心者のうちは右も左もわからない事だらけでしたが、いろいろな弦を試して弦交換を繰り返していくうちに、自分に合う弦の柔らかさが見つかりました。
ギター(アコギ)は弦交換などのメンテナンスも含めて、奥が深い楽器だと思います。壁にぶつかり試行錯誤すること自体を楽しみましょう。
ギター(アコギ)の習得はこれで終わりとということは一生来ないと思いますので日々演奏を楽しんでいきたいですね。
最後までご覧いただき有難うございます。
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