※本ページはプロモーションが含まれています

アコギのハウリング防止|ライブやスタジオで困らない対策

アコギのハウリング防止|ライブやスタジオで困らない対策 アコギでバンド

アコギでバンドを組んで、スタジオに入ったんですよ!

そしたらハウリングが防止できなくて困っちゃいました!

アコギでのこんな悩みを解消したいと思います。アコギのハウリングもライブの場合は、PAのオペレータの方とよく相談してなんとかなるかも知れませんが、練習スタジオは自分でなんとかするしかありません。

アコギの自分の腕前を披露する前に、ハウリング防止で疲れてしまってはもともこもありませんね。しっかり勉強して、実地で訓練を積んでいくしか、ハウリングを防止することはできないので、頑張りましょう。

今回は、アコギプレイヤーとして、ライブや練習スタジでの、ハウリング防止策などをまとめておきたいと思います。

◆この記事の内容

  1. アコギのハウリング防止|ライブやスタジオで困らない対策
  2. エレアコのハウリングの予備知識
  3. 自分(ギター)とアンプの位置関係
  4. サウンドホールカバーを使う
  5. ノッチフィルターやイコライザーを使う
  6. 音を拾う方法
  7. マイキング
  8. 後付ピックアップ
  9. エレアコの場合
  10. 自分のプレイを磨く
  11. アコギのハウリング防止方法|終わりに

アコギのハウリング防止|ライブやスタジオで困らない対策

アコギのハウリング防止|ライブやスタジオで困らない対策

ライブや練習スタジオでハウリングで困るのは、ヴォーカルのマイクとアコギが多いでしょう。意図せずしてハウリングが起きてしまうのは、本当に気持ちの悪いものですし、お客さんが入ってからだと、ライヴの質にも関わってきますね。

私が、音響機材の仕事をしていたときも、結婚式の2次会でのスピーカーセットレンタルのオペレーションをよくやりました。ハウリングを起こさないようヒヤヒヤしながら仕事をしていましたね。

エレアコのハウリングの予備知識

何故、ハウリングが起こるかの理屈を知っていると、これから解説する防止策も効果的になるので覚えておきましょう。ハウリングとは、「スピーカーとマイクの間で音がぐるぐる回ること」ですね。

順を追って解説すると、

  1. マイクに音が入る。
  2. スピーカーからマイクで拾った音が大きくなって出る。
  3. マイクがスピーカから出た音をもう一度拾ってしまう。
  4. スピーカーから更にもっと大きな音が出る。

このように、③④を繰り返すことにより、初めの小さな音が無限に大きくなり、音が回り続けることで起こるのがハウリングです。

アコギの場合、ピックアップが付いている場合、マイクにあたるのが、ピックアップです。理屈は、マイクでも、ピックアップでも同じなので、ハウリングの防止策も同じような感じで出来ます。

自分(ギター)とアンプの位置関係

アコギの場合、PAで音を増幅する場合と、ギターアンプを使う場合があると思います。対策はPAでも、ギターアンプでも同じで、PAかギターアンプのスピーカーから出る音をマイクが拾い易いかどうかに掛かっています。

試しに、アコギの音が出ているスピーカーにアコギのピックアップを近づけてみてください。意図的にハウリングが起こせるので、ハウリングが起こる危険な場所と音量が判ると思います。

あとは、感を頼りに、ヴォリュームと、スピーカーとの位置関係をいろいろいじってみて、ハウリングが起こりづらい場所を探しましょう。バンド全体のヴォリュームと、PAの能力、アコギのマイクの特性など、ハウリングに影響を与える要素は沢山あるので経験を積んでいくしか無いと思います。

サウンドホールカバーを使う

ピーカーとマイクの位置関係で、ボーカルマイクの場合は「スピーカー」の音が出る方向と反対にマイクが向いていると、ハウリングは起こりづらいです。ようするに、PAスピーカーに向かって歌っている感じですね。

逆に、PAスピーカーを背にしてしまうと、とたんにハウリングを起こし易くなりますので、要注意です。ところが、エレアコの場合「サウンドホール」と呼ばれる音を響かせるための穴が「スピーカー」のほうに向く構造になっていますね。

なので、ハウリングが起こり易い楽器といえますね。ライブの時の「返し」といわれる、自分に向けてまわりの楽器やヴォーカルの音を聞くためのスピーカーがあります。

「返し」のスピーカーは自分に方向が向いていないと、意味が無いので必然的にアコギのハウリングが起こり易いです。なので、エレアコのハウリング対策上、自分のアコギの音量をPAでは上げづらいという特徴があります。

そこで、試して欲しいのが、アコギやエレアコに空いているサウンドホールに「サウンドホールカバー」を取り付けるという事。

 

「サウンドホールカバー」はそんなに高価なものではないので、試してみる価値はありますね。最近では、加湿機能や温度計の付いたものもあるので、検討してみてください。

 

ノッチフィルターやイコライザーを使う

ノッチフィルターやイコライザーは機械好きにはたまらなく、いろいろ研究したいところでしょうが、アコギ初心者の方や女性は苦手かも知れないですね。

使い方は、ハウリング防止策1と同じように、ハウリングが起きる危険な場所とヴォリュームを探して、ノッチフィルターやイコライザーを回してみましょう。ハウリングがおさまる理屈はここでは割愛しますが、どこかのタイミングでハウリングが消えてくれたら正解です。

音を拾う方法

アコギとエレアコでは音を拾ってミキサーへ入力する方法が異なります。

マイキング

ドラム、ベース、エレキ、ヴォーカルにアコギが入った場合を例に取ると、音楽スタジオをレンタルして練習する場合、生音が一番大きいのはドラムです。スタジオでの練習はドラムは生音で、他の楽器はアンプやPA(Public Adress)を使って音を増幅して、バランスを整えます。

このとき、難しいのがハウリングという症状をどう抑えるかということ。PAの知識が少ないバンドは、音量のバランスが取れずに、ピーピーとハウリングが起こった中で練習しているのを見かけることもあります。

ハウリングをおこす原因で多いのが、ヴォーカルと生アコギをマイクで音を拾っている場合ですね。ヴォーカルの方は、発声練習をして、マイクも通りの良い歌声を訓練していただくとして、生のアコギはどんなに頑張っても生音は生音でヴォリュームには限界があります。

なので、マイクの立て方や、PAスピーカーとの立ち居地の関係性やイコライザーなどを駆使して、心地よいヴォリュームでハウリングを起こさないプレイもアコギの腕のうちとなるでしょう。

スタジオはお金がかかるので、おいそれと練習と言うわけにはいきませんが、場数を踏んで、自分の生ギターの特性を掴んでバンドとして良い音になるよう研究しましょう。

後付ピックアップ

アコギをマイキングでバンドに参加する場合の不都合として、ハウリングをあげましたが、もうひとつマイクを立てた場所から移動できないという不都合があります。スタンドマイクで、生アコギのサウンドホールに向けたマイクでちょうど良い音量を保てるようにした場合、その位置をずらすと音が小さくなったり、途切れたりします。

この煩わしさを解消する為に生アコギの後からピックアップをつけることが出来ます。アコギ用の後付のピックアップを付けたからと言って、エレキやベースのようにハウリングを起こさないかというと、実は違います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Bill Lawrence FT145 アコギ用ピックアップ 【ビルローレンス】
価格:7920円(税込、送料無料) (2020/2/28時点)

楽天で購入

 

ピックアップの性能や、借りたレンタルスタジオのPAの環境などの要因によって、めちゃくちゃハウリングを起こす場合もあります。この、ハウリングの回避方法は経験を積んで感覚を身に着けていくしか無いので、諦めずに挑戦しましょう。

エレアコの場合

アコギを始める時に、最初からエレアコを購入した方も多いでしょう。しかし、生アコギを持っている方で、バンドに力が入ってきてアコギのマイキングではバンド活動に支障がきたすと感じることも多くなる場合があります。

実は、エレアコだからと言って、生アコギで問題のハウリングが起こらないかというと、そんなことは無いです。エレアコもかなり、ハウリングには悩まされます。練習スタジオをレンタルして、バンド練習をする場合のハウリングは、アコギプレイヤー自身のスキルでハウリングを対策するしかありません。

アコギについているイコライザーを使ってみる、PAとの向きを考えて立ち位置を決めるなど、対策方法を研究しましょう!コンサートのときにみハウリングはつきものですが、PAオペレーターの腕前もさることながら、アコギプレイヤーのハウリングに関する知識も大事です。

バンドでアンプを使う場合

アコギをギターアンプで増幅して、アンプの音をマイクで拾う場合もあります。この際は、モニターからの返しをカットしてもらえば、ハウリングを起こす可能性はアコギとギターアンプの間だけとなります。

ハウリングの制御をPAオペレーターさんではなく、自分とギターアンプの距離や角度になりますので、コントロールしやすい分テクニックや慣れが必要となりますね。

自分のプレイを磨く

アコギの音量はピッキングにもよりますよね。おとなしく弾く曲では、まわりの楽器もおとなしいので、ハウリングは気にしなくてもいいかも知れません。

バンドがマックスのヴォリュームを迎えたときに、アコギ自体の音量が弱いと、PAやアンプでは支えきれず、音量を上げた結果ハウリングが起きたという事になります。

アコギをかき鳴らす曲のときは、ピッキングの強さで音量が変わりますので、大きな音が出せる練習も頑張ってみてくださいね。

アコギのハウリング防止方法|終わりに

終わりに

最後にこの記事をまとめておきたいと思います。

  1. アコギのハウリング防止|ライブやスタジオで困らない対策
  2. エレアコのハウリングの予備知識
  3. 自分(ギター)とアンプの位置関係
  4. サウンドホールカバーを使う
  5. ノッチフィルターやイコライザーを使う
  6. 音を拾う方法
  7. マイキング
  8. 後付ピックアップ
  9. エレアコの場合
  10. 自分のプレイを磨く
  11. アコギのハウリング防止方法|終わりに

ヴォーカルのハウリングはPAにお任せするしか無いのですが、アコギはPAのオペレーターとのやりとりでプレイヤーの実力もわかってしまいます。

ハウリングの理屈を理解して、経験を積んでハウリングを防止して気持ちいいライブやスタジオでの練習が出来るようになりましょう!

最後までご覧頂き有難うございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました