アコギのオクターブ調整が大事だって聞きました。
アコギ初心者なので、オクターブ調整のやり方がわかりません。
リペアーに頼むと料金はどれくらいでしょうか?
今日は、こんなお悩みにお答えしたいと思います。アコギのオクターブ調整は、アコギのチューニングの様に頻繁に行うものではないですね。
しかし、微妙にオクターブの調整が必要な場合もあるので、見極めが難しいところです。
今回は、アコギのオクターブ調整について、合わない理由やリペアの料金などをまとめておきたいと思います。
◆この記事の内容
- アコギのオクターブ調整は難しい?
- オクターブ調整
- 合わない原因
- やり方・料金
- アコギのオクターブ調整は難しい?終わりに
アコギのオクターブ調整は難しい?
私は、アコギでローコードオンリーで弾き語りの伴奏メインの方であれば、オクターブ調整はそんなに気にしなくてもいいと思っています。
また、細かい作業が苦手な方は、アコギのオクターブ調整はご自分ではやらない方が言いと思います。
アコギのオクターブ調整が気になったら、ギターリペアーのプロにお願いしましょう。
オクターブ調整
アコギのチューニングが合わせずらいとか、狂いやすい場合にオクターブチューニングを疑ってみましょう。オクターブチューニングはイントネーションチューニングとも呼びますが、開放を含むローポジションと12フレット近くのハイポジションでの音程のズレを修整する作業のこと。
アコギは音程が半音毎にフレットで区切れていますね。半音階のことをクロマチックと呼びますが、12フレットは弦の全長のちょうど中間で、開放で弾いた場合の音程が12フレットで1オクターブ上がる事になります。
例えば、6弦を開放で弾いた場合、チューナーで合わせてキチンとE(ミ)が出るのに、12フレットを押さえると1オクターブ上より少し高かったり低かったりする。この症状があるときが、オクターブチューニングが狂っているので、調整が必要となります。
合わない原因
アコギのオクターブチューニングが合わない原因は色々とありますが、主な原因は以下の3つとなります。
- 弦が古くなって、交換の時期を過ぎている
- ネックが順反り、もしくは逆反りになっている
- サドルが消耗して変形してしまっている
アコギのオクターブチューニングが合わないなと、狂いが気になり始めたら、まずは弦のコンディションを確認しましょう。弦が古くなってくているのであれば、新しい弦に張り替えましょう!
もし、オクターブチューニングがネックの反りが原因の場合は、ネックの反りを調整すれば解消するでしょう。しかし、ネックの反りを調整をしても弦高が保て無い場合や、オクターブ調整が気になってきたときは、サドルの消耗を疑ってみましょう。
アコギのサドルは消耗パーツなので、いつかは交換の必要があります。楽器屋さんやネットでアコギのサドル自体は割りと安価で販売されていますが、自分で交換するのは技術がいるのでハードルが高いと思いますよ。
やり方・料金
エレキギターは12フレットより更に高いフレットを弾くことが多いのと、ギターの構造上自分でオクターブ調整が出来るようになっています。エレキギターは、ドライバーや六角レンチなどでわりと簡単にオクターブ調整が出来ます。
厳密に言うと、エレキギターは弦交換の度にオクターブを確認して、ちょっと狂ったなと思ったら調整するくらいでも問題ないでしょう。しかし、アコギのオクターブ調整はそう簡単にはいかないです。
アコギのオクターブ調整は、ネックの調整で上手く行かない場合には、サドルを削って調整することになります。サドルを削って弦の当たる位置を調整するわけですが、どの程度のオクターブの狂いでどれくらい削るかはアコギリペアーの相当な馴れが必要だと思います。
※私も挑戦しましたが、失敗して諦めました。
アコギのオクターブ調整は、素直にプロにお任せすることを強くおすすめします。私が勤めていた、島村楽器の修理料金表では、アコースティックギターのオクターブ調整の料金は¥5,390~と出ています。
もちろん、簡単にオクターブ調整が出来ない場合はアコギの修理となるので、その時は必ず見積りを取りましょうね。アコギの修理の見積りが高い場合は、買い替えも視野に入れた方が良い場合もあるので要注意ですよ!
アコギのオクターブ調整は難しい?終わりに
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- アコギのオクターブ調整は難しい?
- オクターブ調整
- 合わない原因
- やり方・料金
- アコギのオクターブ調整は難しい?終わりに
自分のアコギは全て自分で調整してみたい気持ちはわかりますが、アコギはデリケートな楽器だし、部品を削るような調整には気をつけましょう。
アコギのオクターブ調整でご自信で出来ることといえば、アコギの保管方法にもっと気を使うことぐらいでしょうか?
最後までご覧頂き有難うございます。
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