アコギを買ったときに細いシールド(ケーブル)がついてきました。
すぐに使えなくなったので、新しいシールド(ケーブル)を探しています。
おすすめのアコギ用シールド(ケーブル)はありますか?
こんなお悩みを解消したいと思います。
楽器屋さんに行くと、本当にたくさんの種類のシールド(ケーブル)があるので迷ってしまいますよね。ピックアップの付いていないアコギはシールド(ケーブル)は必要ないですが、エレアコの場合、音が通る道なので大事なパーツです。
私のサイトでは、挫折してしまいがちなアコギ初心者の方が、ちょっとでも上達してアコギって楽しいなと思えるようになるために運営しています。今回は、アコギにおすすめのシールド(ケーブル)の紹介と、シールド(ケーブル)の選び方についてまとめたいと思います。
◆この記事の内容
- アコギのシールド(ケーブル)おすすめベスト5!徹底比較と選び方
- アコギ(エレアコ)用シールド(ケーブル)ベスト5
- VOX VAC-13
- HISTORY HES-3A/SL BR シールド ケーブル S-L 3m
- Ex-pro SWC-5LS
- K-GARAGE AIP I-5 5m SS
- Takamine TGC-1 / 3.3 【3.3m】
- カミナリシールド
- 比較すると音は違う?
- ライブではどのくらいの長さがいいですか?
- 付け方はプラグの形状で違う?
- アコギのシールド(ケーブル)おすすめベスト5!まとめ
アコギのシールド(ケーブル)おすすめベスト5!徹底比較と選び方
アコギ(エレアコ)は、アンプに繋がなくてもある程度の音量があるので、DTMで録音する方以外は自宅でシールド(ケーブル)を使うことはあまり無いでしょう。アコギのシールド(ケーブル)の出番が、ライブや練習スタジオなるので、誤って土足でふんずけてしまうこともあるので、丈夫なシールド(ケーブル)を選びましょう。
だけど、丈夫そうだからといって、シールド(ケーブル)は踏んづけちゃダメですよ!断線の原因になるので、マイクシールド(ケーブル)もアコギのシールド(ケーブル)も同じように大事に扱って、けっして踏んづけないでくださいね。
アコギ(エレアコ)用シールド(ケーブル)ベスト5
それでは、アコギ(エレアコ)用シールドのベスト5と比較をしていきたいと思います。
VOX VAC-13
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アコースティック楽器用の【VOX CLASS A CABLE】アコギ用シールド(ケーブル)の定番ですね、ノイズや混信といった悩みが無く、ダイナミックで鳴りがいいのが特徴ですね。特定の周波数に最適化した導体を組み合わせた独自のマルチ・ゲージ構造により、従来のコイル・シールド(ケーブル)の音質低下の要因を取り除いた質の高いシールド(ケーブル)です。
また特許技術や製造方法といった独自のテクノロジーを生かすように設計されていて、あなたのアコギのベストパフォーマンスを引き出してくれるでしょう。
HISTORY HES-3A/SL BR シールド ケーブル S-L 3m
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こちらは、島村楽器のプライベートブランドであるHistoryのシールド(ケーブル)です。HISTORY ELITE SERIES(HES)という型番のこちらのシールド(ケーブル)は、Elite Seriesというシリーズ内のアコースティックギター専用シールド(ケーブル)です。
エレキギターとは違う線材、絶縁体が使用されていて、24金メッキの施されたプラグはアコースティック用に独自に開発されたものです。ワイドレンジな再生は、エレキギター用とはひと味違いますね。
Ex-pro SWC-5LS
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Ex-pro初となるエレアコ専用シールド(ケーブル)は、プラグキャップに本物の木を使用しているのが特徴ですね。数種類の木材の中から音色だけで厳選した、カリンの木を使用した完全国産ハンドメイド・プラグキャップを使用している珍しいシールド(ケーブル)ですね。
アコースティック専用に選び抜かれた高級OFCシールド(ケーブル)が使われていて、軽量なアコースティックギターに合わせて、取り回ししやすい柔軟なシールドです。
K-GARAGE AIP I-5 5m SS
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キクタニミュージックが企画・設計するK.Garegeからもエレアコ専用のシールド(ケーブル)がラインナップされています。K.Garegeはコストパフォーマンスに優れた安価な製品を多数送り出すメーカーですね。
従来品に比べ、静電容量が抑えられたエレアコ専用の新設計で、低域を適度に絞ることでハウリングが起きづらい上、細めで柔軟なつくりは取り回しがしやすいシールド(ケーブル)です。
Takamine TGC-1 / 3.3 【3.3m】
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こちらは、世界的エレアコメーカーのタカミネ製のエレアコ用シールド(ケーブル)です。コンセプトは、「ラインアウトされたサウンドをどれだけナチュラルに再現できるか」というアコースティック専用シールド(ケーブル)。
スイッチ機能付きのプラグは、プラグの抜き差しに伴うポップアップノイズを抑制し、PAミキサーやDIに直接入力することの多いエレアコにとっては、機器への負荷が軽減され助かります。
カミナリシールド
番外はKAMINARI /Acoustic Cableです。一位から5位までは、有名で一般的な楽器メーカですが、KAMINARI GUITARSはマニアックな気がするので番外としました。
KAMINARI アコースティックケーブルの特筆すべき点は日本製!海外製であることが多いシールドですが、国産を貫くことに対するブランドのこだわりが感じられます。
アコースティックギター専用ケーブル
KAMINARI アコースティックケーブルは、アコースティックギターに最も求められるギター本来のレンジと暖かみのあるサウンドを実現する、高品質エレクトリックアコースティックギター専用シールドケーブル。
酸化物を含まない無酸素銅で作られた日本製KAMINARIオリジナルOFCケーブルに、NEUTRIK社製プラグの組み合わせ。豊かな低音域と中音域に加え、シャキっとしたタイトな高音域。決して硬質にならず、且つ丸くもない、『柔らかで奥行のあるサウンド』が特徴。
比較すると音は違う?
よほどのオーディオマニアでもない限り、シールド(ケーブル)やシールド(ケーブル)に違いによってスピーカーから出てくる音の違いは区別がつきにくいです。いかにも安物の細いシールド(ケーブル)、3mで数千円もするシールド(ケーブル)では、接触不要の発生率も含めて音色は安定しているといえるでしょう。
しかし、厳密に言うと、エレキギターの音色は中音域に集まっているのに対し、アコギ(エレアコ)の音色は低音から高音までかなり幅広い帯域に渡っています。この差は、ギターアンプではわかりづらく、コンサート会場で、大型のPAを使ったときに差が歴然としてきます。
特に、低域は全然違いますね。PAのオペレーターの方に時間があれば、イコライザーをいじってもらうと、勉強になるかも知れません。シールド(ケーブル)を選ぶ際は、アコギの持つ低域のヴォリュームやキラキラした高域は、エレキでは抜け落ちる帯域となってしまいます。
その帯域を不足なく再生できるシールド(ケーブル)が、アコギ(エレアコ)に使うシールド(ケーブル)として選ぶべきシールド(ケーブル)となるでしょう。アコースティック用と名がついたシールド(ケーブル)は、再生周波数帯域を広く持たせるよう考慮して作られています。
ライブではどのくらいの長さがいいですか?
市販されているシールド(ケーブル)はメーカーにもよりますが、おおむね1m単位でバリエーションが構成されていますね。それぞれの長さで用途が分かれてきますので、表にまとめてみました。
15cm | エフェクター同士の接続用です |
1m | 短い距離の機器同士の接続用です |
3m | アンプが近い場所にあるスタジオで便利 |
5m | やや長いが、ライブでちょっと動こうと思ったら必要な長さ |
7m | ライブでの行動範囲が広がりますが、ここまで動くならワイヤレスを検討しましょう |
ライブでは、会場の環境により違いますが、足元にあるDIを使うことが多いので、3mで充分ですが、3mを買うか、5mを買うかが悩み所ですね。大は小を兼ねるといいますが、私は5mを勧めします。
付け方はプラグの形状で違う?
シールド(ケーブル)のプラグの形状の違いは、意外と盲点になりがちですが、シールド(ケーブル)を買うときには良く考えた方がいいですよ。真っ直ぐに伸びたストレートタイプと、直角に曲がったL字タイプがありますね。
自分のアコギに付けたときにどうなるかを想像するといいのですが、エレアコの場合はボディ底のエンドピン部分がプラグの差込口になっていることが多いですね。すると、シールド(ケーブル)をさしたまま、立てかけたり、低めのギタースタンドに置いたりする場合、L字のプラグ方がいいと思います。
エフェクターを使う方は、エフェクターに差し込む方のプラグは、ストレートタイプをおすすめします。L字タイプだと、ライブのときにシールド(ケーブル)のよりが解消されないで巻きだめが出来てしまい、うっとしいですよ。
アコギのシールド(ケーブル)おすすめベスト5!まとめ
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- アコギのシールド(ケーブル)おすすめベスト5!徹底比較と選び方
- アコギ(エレアコ)用シールド(ケーブル)ベスト5
- VOX VAC-13
- HISTORY HES-3A/SL BR シールド ケーブル S-L 3m
- Ex-pro SWC-5LS
- K-GARAGE AIP I-5 5m SS
- Takamine TGC-1 / 3.3 【3.3m】
- カミナリシールド
- 比較すると音は違う?
- ライブではどのくらいの長さがいいですか?
- 付け方はプラグの形状で違う?
- アコギのシールド(ケーブル)おすすめベスト5!まとめ
何か新しい商品を買うというときは、選んでいる最中が一番楽しいですよね。
アコギのシールド(ケーブル)も、メーカーのこだわりが明確な商品が多くて、選ぶのに困ってしまいますが、丈夫なシールドを一本持っていると長く使えるので愛着も沸いて来ると言うもの。(ケーブル)
高校生のライブを手伝ったときに、一番困った思い出は、断線したシールド(ケーブル)を持ってきたギタリストが多かったこと。アコギやエレキを買ったときに付いていた、か細いシールド(ケーブル)を大事そうに使っている高校生をさすがに怒ることは出来ず、自分のシールド(ケーブル)を貸してあげました。
そういえば、自分が高校生のとき、尾崎豊のコピーバンドで出演したときも、エレキのエフェクターのノイズが「ゲコゲコ」鳴り続けていましたね。アコギの腕前はプレイの技術も機材のメンテナンス含みだと思います。
最後までご覧頂き有難うございます。
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