ギター(アコギ)のバッキングをかっこよく決めたいんだけど。
バッキングの練習のコツを教えてください!
ギター(アコギ)初心者の方から、バッキングについてよく聞かれるので、練習方法と上達のコツを解説します。
ピックを持って、「ジャ~~ン!」とかき鳴らすコードストロークや、パワーコードを歪ませて8ビートを刻んだりするバッキングですが、ギター(アコギ)初心者のうちはなかなかスムーズに弾けないのでもどかしいですよね。
バッキングは右利きの方の右手の練習ですが、右手だけ練習しても味気ないので、左手のコードを押さえながら練習しましょう。今回は、ギター(アコギ)初心者のバッキングが上手く行かない場合の、練習のコツなどをお伝えして行きたいと思います。
◆この記事の内容
- ギター(アコギ)のバッキングとは
- かっこいいバッキングを弾くには
- コードの種類
- ギターバッキングの音作りはエフェクターが必要?
- ギター(アコギ)のバッキング|ストロークってなに?
- キレイに弾くコツは、ピックの持ち方が大事!
- ストローク上達のコツ
- ダウンストローク、アップストロークをゆっくり練習をする
- ストロークが上手な人は、リズム感が良い!
- リズム感を鍛えるコツ!!練習にメトロノームを使おう!
- ギター(アコギ)のバッキングとは|終わりに
ギター(アコギ)のバッキングとは
ギター(アコギ)を初心者の方が練習するにあたり、いろいろな用語が出てきて戸惑ってしまいますが、覚えることはそんなに多くないので諦めずにやっていきましょう!
左手はコードの種類を決めるパートで、右手はリズムや曲調を決めるパートです。
右手の弾き方は、ピックを持つか持たないかで大きく分かれますが、バッキングのストロークはほとんどのミュージシャンがピックを持って弾いています。アルペジオでのバッキングの場合は、指弾きが多いですね。
かっこいいバッキングを弾くには
8ビートでパワーコードを刻むバッキングにしても、コードをかき鳴らすストロークでも、かっこいいバッキングを弾く根本はやはりリズム感ですね。歌が歌いやすいように乗りの良いリズムでバッキングが出来るよう練習に励みましょう。
コードの種類
アルペジオで弾き語りをする時も、アンサンブルでバッキングするときも、コードの押さえ方は変わりません。ただし、ロックなどで、パワーコードと言ってコードのルート音とそれに対する「5度」の2音だけを使ったバッキングも有名ですね。
エフェクターで音を変えて、雰囲気の違う曲にしている場合もあります。
ギターバッキングの音作りはエフェクターが必要?
アコギも凝った人は、コンプレッサーやコーラスなどを使って音色に特徴を付ける方もいます。エレキギターに関しては、アンプに直接プラグインしてその音だけしか使わないというギタリストもいますが、多くはエフェクターを使って音作りをしています。
ロック系では、必ずと言っていいほど、オーバードライブやディストーションを使ってギターの音色と歪ませませた曲も多いです。
ギター(アコギ)のバッキング|ストロークってなに?
ギター(アコギ)のストロークは、右手にピックを持ち、「じゃかじゃか」とギター(アコギ)をかき鳴らす感じの弾き方をコードストロークといいます。ギター(アコギ)でのアルペジオに比べ、激しくリズムを刻む事が多いストロークは、アコギを持って弾き語りスタイルでのヒット曲に多い弾き方でかっこいいですよね。
キレイに弾くコツは、ピックの持ち方が大事!
楽器屋さんに行くといろいろな形や厚さのピックが沢山あって迷ってしまいますよね。ギター(アコギ)初心者のうちは、自分にあうピックに出会うまで、いろいろ試してみるしかないので、友達と貸し借りしながら自分にぴったりの一枚を見つけましょう。
私のおススメはトライアングル型。
こんな形で、写真のトライアングル型のピックはは0.8mmです。私は、0.80mmから1.00mmくらいのピックが弾きやすいと感じています。
ピックの持ち方はまず、人差し指に乗せて、
親指でピックを挟みますが、指からどれくらいピックの頭を出すかが悩みどころですね。
ギター(アコギ)の初心者でストロークが決まらない方は、親指に力が入りすぎてちから強く握ってしまっていたり、ピックの頭が出すぎたりしています。
ギター(アコギ)初心者の方が、ストロークを上達するコツは、実際に弦を弾きながら、指の力の入れ具合、ピックの頭の出す加減を調整していくしかないです。
ピックを持ってストロークを上手に決めるためのキーワードは、ちからを入れすぎないことです。ちからが弱すぎてピックを落としてしまっては仕方無いのですが、ここのちからのバランスが音の大きさや強弱、リズムを作り出す加減になるので頑張りましょう!
ストローク上達のコツ
楽譜上では、ダウンストローク一回で四分音符や八分音符ひとつ分で表記されていますね。しかし、厳密に言うと、ダウンストロークの場合、6弦を弾いたタイミングと1弦を弾くタイミングは若干ずれがありますね。逆にアップストロークは1弦に先にピックが当たるので、ダウンストロークと逆のずれが生じます。
ギター(アコギ)初心者の方はイメージしずらいかも知れませんが、このずれが、曲全体のリズムの中で、ギター(アコギ)らしさが良く出ているところと思っています。
ダウンストローク、アップストロークをゆっくり練習をする
「じゃんじゃじゃんじゃじゃん♪」とアップダウンを交互に繰り返す基本のストロークパターンがあります。
TAB譜にするとこんな感じですね。これは、とてもメジャーなストロークパターンですが、ギター(アコギ)初心者の方はピックの持ち方が少し慣れてきてから練習した方が良いと思います。
まずは、四分音符4回で「じゃんじゃんじゃんじゃん」のダウンストロークだけでひたすら練習するといいと思いますよ。TAB譜はこちらになります。
ダウンストロークが慣れてきたら、逆にアップストロークだけで四分音符4回で「じゃんじゃんじゃんじゃん」と練習するといいと思います。
ちからの入れ具合が気持ちよくなってきて、手首が柔らかくなると、自然と最初のストロークの形になり始めますよ。
ストロークが上手な人は、リズム感が良い!
ピックを持つ指のちから加減、上下に振る腕のちから加減、どちらも「ちから」の入れ具合が上手く聞こえるかどうかの鍵だと思います。ストロークが上手く聞こえる重要なポイントはずばり「リズム感」ですね。プロのミュージシャンは、コードを弾かなくても、ストロークの空ピッキングのリズムだけで、ウキウキした気分にさせてくれます。
ギター(アコギ)初心者の方は、腕の振り方と同時に、リズム感を鍛えましょう!
リズム感を鍛えるコツ!!練習にメトロノームを使おう!
四分音符4回で「じゃんじゃんじゃんじゃん」のダウンストロークだけの練習でも、メトロノームに合わせて正確にストロークしてみましょう。かっこよくリズムを刻む基本は、まずはメトロノームに合わせましょう!
最初は、各小節の最初の一振りだけでもメトロノームにぴったり合わせましょう。すると、曲全体のリズム感が良くなりますので、気持ちよく聞こえるようになりますよ!ギター(アコギ)初心者の方には、リズムの練習は地味な訓練に思えますが、何事も基礎が大事ですよ!
ギター(アコギ)のバッキングとは|終わりに
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- ギター(アコギ)のバッキングとは
- かっこいいバッキングを弾くには
- コードの種類
- ギターバッキングの音作りはエフェクターが必要?
- ギター(アコギ)のバッキング|ストロークってなに?
- キレイに弾くコツは、ピックの持ち方が大事!
- ストローク上達のコツ
- ダウンストローク、アップストロークをゆっくり練習をする
- ストロークが上手な人は、リズム感が良い!
- リズム感を鍛えるコツ!!練習にメトロノームを使おう!
- ギター(アコギ)のバッキングとは|終わりに
ギター(アコギ)のバッキングの練習で一番大事なのはリズム感だと思います。
バッキングやストロークの練習は指の力の込め方や、振る腕のスピードでギター(アコギ)の音量が変わったり、曲の印象が変わってくるので、アコギって奥深いなと思う瞬間ですね。この、ストロークの練習はギター(アコギ)の触らなくても出来ますよ。
右手だけバッキングストロークのタイミングと同じタイミングでリズムを取るだけでも、練習になります。しかし、いくらギター(アコギ)の練習に熱心だからと言って、人前でやるとちょっとおかしいと思われるかも知れないのでほどほどにお願いしますね。
最後までご覧頂き有難うございます。
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